ワタシが高校を卒業して家業に就職する時、父が言った言葉が未だに頭に残っています。
「やればやるだけ儲かる」いたって普通で当たり前。当時は「へー、そうなんだ」くらいに思っていましたが、今改めて考えても「へー、そうなんだ」。刺さらないし響かない。おやじ、申し訳ない。「やればやるだけ」って、そんなに仕事があればいいね。そんなに仕事があっても夫婦でこなすには限度があるしね。繁忙期には夜中まで仕事しても終わらない。ありがたいことですが、そろそろ辛い歳になってきた。そのくせ従業員雇うのはチョット。そんな甲斐性はございません。これは夫婦の共通認識。
そんなワタシ達の手助けをしてくれるハズの機械たち。でもチョット多すぎません?当店程度の規模の店舗に所狭しと置かれた機械。ドライクリーニング用と水洗用それぞれの洗濯機、乾燥機、ボイラー、コンプレッサー、ワイシャツのプレス機、各サイズの包装機。高いもので一台500万円。普通に100万円越えゴロゴロ。機械だから当然故障するし、買い替えもある。
労働時間が長いとか単価が安いとかよりも、ワタシの考えるクリーニング屋の闇はここかな。クリーニング屋が廃業するタイミングって、何かしらの機械が壊れた時ってパターンが多いんですよね。
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